路人 閉店への思い  第4話

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春野町での事業は補助事業ですので組合を設立し複合観光施設としました。
レストラン棟は旧北遠五市町村には見当たらない豪華なものとし、特にトイレは床、壁面共に大理石で1

地元の人、曰く・・・・・滑りそうで怖い・・・・メニューは地元の子供たちに街中に行かなくては食べられないパスタやピザ

を食べさせたくて・・・東京で修業中の春野出身のコックを採用、地元のアマチュアバンドによる野外ビヤガーデン・・・・
全ての舞台装置は整い華やかにオープンしましたが・・・・

結論は私は組合の組合長には全く失格でした
和をもって貴しとなす(わをもってとおとしとなす)・・・そんな考えはなくて独裁的経営者で人様の心情など無視して
数字だけを追い求める・・・冷酷な経営者だったかもしれません

開店、たった三か月でその施設から身を引いて去ることにしました。去る日がビヤガーデンのオープンの日でした。
オープンの挨拶と辞任の挨拶がたまたま重なったのです。バンドは淋しい曲ばかりを演奏しするので賑やかに
やってくれ・・・そんな掛け声をだし続けました。

そして・・・去って行く・・その時にコックさんと女性従業員二人が私のようなものについて来てしまったのです。
三人とも前途ある20代の独身者です。

さてどうする・・・・この続編は次回に・・・



 
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路人 閉店への思い  第4話
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