路人の閉店 第六話

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第六話

昔のきょうこちゃんち をやる前に本当は一服して新事業の構想をしたかったんですが
3人の熱情に打たれて予定外の店をやることになりました。
畳の部屋で和卓でパスタやピザ・・・ステーキ そしてフルーツパフェやクリームソーダとっても奇妙なんですが
田舎にはそんな物が食べれる店はありません。 子供たちにはまたたく間に評判となりました。

服装は私は似合わないのに蝶ネクタイ、女性は上下に分かれた着物 全てが奇妙でした
しかし店は繁盛し、またたくまに3年が経過しました・・・・・。誰もがだれか一人でもやめたら店はなりたたなくなる・・・
そんな重圧を感じていました。しかしながら3人とも20代の独身です。結婚の」問題もあります 固い結束の鉄の鎖の輪を解き放つ時期がきていることを感じ始めました。

何かいい方法はないだろうか・・・・・それはきょうこちゃんちを営業しながら同じ敷地内に路人を建設しました。
春野の産物、加工食品、食べ物は蕎麦に特化これならこの人たちが居なくても営業できる
店は大変な困難、屈辱にもめげないで全員で頑張り通して・・・なんとか人に評価されるまで・・・に成し遂げました

もう別れの時に・・・涙はありません。
今まで数々の困難辛苦に耐えクリアするたびに感動の涙を全員で流し続けたことか・・・・
何か成し遂げた者には男女の区別はありません。自信に満ち満ちた勇者の姿となって結婚にそして
各自の希望をもってスズメだった皆が大鷲となって旅立って行きました

次回は 春野観光ステーション 路人のオープンです



 
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